ロシア隕石落下で小惑星探査機のお役復活
米航空宇宙局(NASA)からこんな情報が発信されました。
探査衛星「ワイズ」は、来月9月から、小惑星の発見のために再稼働を予定している、と。
これは、今年2月ロシアで隕石が落下して人々に多大な影響が出たことから検討されたようです。
「ワイズ」の小惑星探索はおよそ2年半前、2010年の秋に行われましたが、
地球に近づく小惑星を135個、火星と木星の間に存在している小惑星は
何と3万4000個ちかく見つけたとのことです。
今回、すでに役目を終えていわば『お休み中』の「ワイズ」を再び復活させ、
地球に近づく小惑星を把握しようと試みる模様です。
実は、隕石は地球に頻繁に落下しているようで
直径10センチ程度の隕石は3~4日に1回ほど、
1メートル級の大きなものは年に1回ほど落ちるというのです。
これらの隕石は海に落ちる場合も多いようです。
ロシアのケースのように、直接の被害を目の当たりにするのは
常に稀だったので、落下に伴う衝撃は強烈に印象に残ったかと思います。
NASAが発表しているには、2021年までに
小惑星の有人探査を実施するとのことです。