魚の脳内センサー
魚の脳の中に、繁殖行動を促すセンサーが備わっていることが発表されました。
発表したのは、名古屋大や宇都宮大の研究チーム。
これは、ネイチャー・コミュニケーションズ英科雑誌に2日付けで記載されています。
サケが秋になると決まって産卵するのは、日照時間が短くなったことを感じて行動しているそうです。
脳の中に、季節を感じるセンサーが備わっていて
「さあ、そろそろ産卵の季節だよ~!」
と教えてくれるというのです。
すごい仕組みです。
先日、ラジオで植物の成長や発芽に関する面白い放送がされているのを聞きました。
植物は、日照時間によって、芽を出す季節を測っているとの内容でした。
植物は日々夜の長さを測っていて、それによって
芽を出す時期を自らが判断して決めているのだそうです。
植物も動物も、繁殖に日照時間が大きく影響していることがうかがえます。