マンモスは地下に住む巨大生物!?
マンモスの牙の長さは、発見されたものの中では
5.2メートルにおよぶものもあるそうです。
マンモスの化石は古くから発掘されていましたが、
発見当初は、モグラのごとく地下に住む巨大な動物だとか、
巨人の骨だと考えられていました。
地下に住む巨大生物が、
長い鼻で土を掘り返すことを想像させたのでしょうか。
命名の際には、ロシア語で「地球」や「地面」を意味する
「マンマ」という語をもとに、この動物の化石を「マンモス」としたのです。
ロシア語では「マンマ」は地球・地面の意味なのですね。
「マンマ」と聞けば、日本人は「ごはん」を想像してしまいますが、
同じ発音で面白いですね。
ちなみに、マンモスは現生の象と姿がよく似ていますが、
象の遠縁にあたってはいるものの、直接の祖先ではありません。