人間が恐竜と共存したとする生徒に、落第点をあげない!?
ユニークな法律が制定したとのニュースです。
米国、オクラホマ州は『人間が恐竜と共存した』と主張する生徒に対し、
生物学の教師が落第点をつけることを禁じる州法を制定したそうです。
人間と恐竜が同時に地球上に存在していた!?
現代の常識では、まずもって『不正解』になりそうな考えです。
でも、オクラホマ州議会の教育基準委員会は次のような思いがあるのです。
“世に広く受け入れられている科学的理論、
たとえば進化や気候変動などを否定する生徒を、教師が罰するとよくない。
教師や生徒が、教科書に書かれていることに反論することを、
おそれないようにするのが大事だ” と。
この意見に対しては賛否両論あるようです。
その自由な発想が良い、とする意見もあるでしょうし、
多くの科学者たちが、科学的な見識に基づいて教科書が作られていることから
あまりに自由すぎる教育内容では、混乱を招く、といった意見も出ているようで・・・。
皆さんは、どう考えますか?
『恐竜が、実は現代にも生きていた!』
という筋書きの映画が近日公開されることもあり、
なんだかやけに噛み合っている話題です。
ちょっと話はそれますが、こちらは日本の話。
ある恐竜好きお子さん、A君の話から。
小学校1年生の恐竜好きの男の子、A君。
小学校の国語の宿題プリントで、イラスト入りの問題が出てきたそうです。
イラストの横には○がたくさん並んでおり、問題によると
「この○の空欄の中に、イラストの名前をひらがなでうめなさい。」とのこと。
何問目かに、恐竜のイラストが!!
恐竜大好きなA君、即座に、『てぃらのさうるす』と書きました。
ですが、返された答案用紙は×が。不正解です。
『えぇ~!ぜったい、これはてぃらのさうるすなのに~!』
とA君は地団太踏んだそうですが、
先生の解答は、次のとおり。
正解は、『きょうりゅう』ですよ。
○の数は6つだったそうです。
う~ん、たしかに6文字だと、『きょうりゅう』が正解です。
イラストが『きょうりゅう』なのは当たり前。
種に詳しすぎるゆえ、イラストの姿かたちに目がいったA君は
種名を書いてしまったというわけです。
最後まで納得がいかなかった様子のA君。
ちょっと、正解にしてあげたくなりますよね。