アンモナイトについて ~アンモナイトの構造~
アンモナイトは貝殻の中に軟体動物が収まっている生き物です。
今はもう絶滅していて見られませんが、
デボン紀から恐竜が絶滅する時期の白亜紀までは世界中の海で見られました。
ちょうど見た目は陸に住む巻貝「カタツムリ」に似ていますが、
実際は頭足類で、イカやタコの遠い親戚です。
アンモナイトの貝殻は、2つの部分から成り立っています。
一つは住房といって、「住む」という字が入っているように、
アンモナイトの軟体部分が収まる部分です。
もう一つは気房といって、軟体部分は収まっていない部分です。
殻の巻き終わりで太い箇所が住房、殻の巻き始めで
中心部分(ヘソ部分ともいいます)から巻き途中までが気房です。