あけましておめでとうございます ヘビについて
あけましておめでとうございます。
お正月、いかがお過ごしでしょうか。
今年はヘビ年ですね~。
ヘビというと、私はすぐに
ティタノボア(6000万~5800万年前に生きた、史上最大のヘビ)
を連想してしまいます。
ヘビは、四肢のないその容姿から、
「こわい&すこし気持ち悪い」
といったイメージを抱く方も少なくないようです。
でも、ヘビは古来より「神の使い」としての象徴として
古代より崇められてきた事実があるんですね。
これは、一部地域でなく、世界のあちこちで見られるようなので、
不思議なことです。
神の使いといわれる所以についてなのですが、
ヘビは、脱皮する生き物です。
「脱皮する=再生を繰り返す=死と再生を意味する」
ということで、
ヘビは生死を司る生き物として考えられてきたようです。
また、ヘビは食べ物を長い期間とらなくとも
生きていける、生命力の強い生き物ですので、
そのイメージとも合わさって「神の使い」となったようです。
ちなみに、ヘビ自らが、尾を口に加えた(飲み込んだ)姿の図が
古代文明の象徴としてあるのですが、ご存知でしょうか。
自らの尾を噛んで、環になったヘビや竜を図案化したものを
『ウロボロス(ouroboros)』と言います。
アステカや中国、エジプト文明など、さまざまな文明に登場します。
死や再生を意味するヘビが、
自らの尾を噛んで環になることで、
「始まりも終わりも無い完全なもの」
と意味で、ウロボロスが出来上がったようです。
面白いですね~。
さて、長くなりました。
ヘビ年である今年も、古生物の楽しさ・美しさをお伝えすべく
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