光るアンモナイト
種類が豊富なアンモナイトの中には、表面が光るものがあります。
これは「真珠光沢」とか「遊色効果」と呼ばれて言います。
光る色は様々で、真珠色、赤、緑、青、紫、黄色など。
光るアンモナイトとして有名な産地は
マダガスカル産のクレオニセラス、イギリス産のカロセラス、
そしてカナダアルバータ州産のものです。
中でもカナダアルバータ州付近で約7000万年前の地層から採れるものは、
特に光の出方が強く、美術的価値の高い化石です。
このカナダの光るアンモナイトに関しては、特別に
「アンモライト」という特別なジャンルとして名前が与えられています。
アンモライトは1981年には国際貴金属宝飾品連盟から
正式に宝石として認定されて近年注目されています。
良質のアンモライトはペンダントトップなどに加工されて売買されています。