2008-06-19 世界最大規模、恐竜の子の足跡の化石発見
1億年余り前のものと思われる、恐竜の子どもの足跡の化石が韓国で発見された。化石の規模は世界最大級だ。
文化財庁国立文化財研究所(金奉建〈キム・ボンゴン〉所長)傘下の天然記念物センターが15日に発表したところによると、慶尚北道義城郡金城面一帯の中生代白亜紀の地層(1億1000万年前)から、幼い恐竜の歩行列(歩いた足跡の化石)が発見された。
これは幼い恐竜2頭が残した足跡で、合計61個の足跡が長さ4.25メートルにわたって続いていた。文化財庁によると、現在までに世界で発見された恐竜の子どもの足跡の化石としては最も長いものだという。
発見された足跡の主は、4本足で歩き首が長い草食の恐竜、竜脚類。足跡は大きさ5×7.5メートル程度の岩盤上に、別の恐竜20頭余りのものと思われる足跡と一緒に残っていた。化石を分析した結果、当時の幼い恐竜の歩行速度は時速2‐5キロで、すぐそばで見つかった肉食恐竜の歩行速度は時速3‐10キロだった。
兪碩在(ユ・ソクジェ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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http://www.chosunonline.com/article/20080516000058