ブラックホールから記録的放出現象観測

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 カテゴリ:化石ニュース 作者:

29日付、米バージニア工科大学(VirginiaTechUniversity)

天文学チームいよって発表された報告によると、

超大質量ブラックホールで、記録的なガスと塵の

放出現象が観測されたということです。

 

 

 

このブラックホール、何と115億光年以上の彼方にあります。

 

(※光年【英語で light-year】は、銀河や恒星などの

天体までの距離を表するのによく用いられる距離(長さ)の単位です。

 

「年」とついているので、時間の単位と間違えやすいようですが、

距離の単位なんですね。

光(電磁波)が1年間に進む距離と定義づけられています。)

 

 

そして、質量は太陽の10億~30億倍というのですから、

想像の域をこえています。

 

オーストラリアで1931年に発見された鉄隕石です。

 

 

このブラックホールがどこに位置するかというと、

「SDSSJ1106+1939」と呼ばれる

高エネルギー銀河の中心部に存在するというのです。

 

この、非常に高いエネルギーをもった銀河は

『クエーサー』とよばれています。

 

この観測、チリにあるヨーロッパ南天天文台の

高性能望遠鏡を使って観測された放出エネルギーですが、

全てがケタはずれで、エネルギーの大きさが太陽の2超倍、

質量は400倍にも達するといわれているそうです。

 

隕石名HENBURY(クリックすると、ページへとびます。)

 

 

クエーサーとよばれる、非常に明るく輝く天体は、

新しく生まれた銀河の中心に存在する巨大ブラックホールを

エネルギー源としているのではないか、と研究者は考えています。

 

 

地球からの距離が115億光年という、遠い距離にある

今回のエネルギー放出は、数十億年前のものと考えられることから

原始期の宇宙を謎解くヒントとなると期待されています。