国内初の恐竜
恐竜は世界中で大人も子どもも人気の高い古代生物です。
博物館などに足を運ぶと、日本でも恐竜たちがたくさん展示され、
見ることができますね。皆さんは、恐竜の骨格を実物大でみたことがありますか?
さて、国内で初めて恐竜の骨格が展示されたのはいつだかご存知でしょうか。
答えは昭和39年、西暦1964年のことです。
国立科学博物館でアロサウルスの標本が公開されたのが最初です。
アロサウルスは全長9~12mの大型肉食恐竜で、
目の上に飾りがあることで有名です。
国立科学博物館では、長い間、アロサウルスが常設展示されていましたが、
今では特別な時にのみ公開されています。
では、国内初「日本の」恐竜で全身が復元された恐竜は何でしょう?
この答えは、福井県で見つかったフクイラプトルです。
フクイラプトルは全長約4.2m、白亜紀の地層から発掘され
2000年に学名がついた肉食恐竜です。
獣脚類の中ではアロサウルスに骨格が似ていることで知られています。
日本はアロサウルスにお初の縁があるのでしょうかね?