恐竜と怪獣の尾についての話①
恐竜と怪獣の違いは何だと思いますか?
恐竜はずばり、「地球上に本当にいた動物」です。
恐竜は今から約2億3000万年前に地球上に現れ、
6500万年前までもの間存在した生き物で、
その間様々な種が繁栄しました。
恐竜を端的に表すと、陸の上に住んでいて、
二足歩行していた巨大なはちゅう類です。
一方怪獣はというと、こちらは人間が想像して作った架空の生物で、
本当に生きていたというわけではありません。
ゴジラやモスラ、ガメラなどはファンタジー上の生き物であるというわけです。
怪獣といえば、体は立った状態で、尾っぽは地面について、
引きずった状態で歩いているイメージがありますね。
そして恐竜にくらべると体つきはかなりごつい感じがします。
それに対し、恐竜は(ここではいわゆる獣脚類のテタヌラ類を指しますが)、
尾がピーンとのびた状態で、頭と尾は地面と水平に保っています。