パキケファロサウルスの起源にアジアが名乗り出た!
恐竜好きならだれもがそのユニークな形に魅了される「パキケファロサウルス」。
コアなファンも多いですよね。
今日はパキケファロサウルスの話。
先日のニュースによると、岡山にある研究所によってモンゴル・ゴビ砂漠でH14年に発掘された化石が、パキケファロサウルスの新種だということが分かったそうです。
この化石は9000万年前の地層から発掘されたようで、これまで見つかっているパキケファロサウルスの
なかでは最も古いそう。これまで発掘されてきた多くのパキケファロサウルスは北アメリカ産だったのですが、
これらは8000万年前の地層から出てきたものです。今回はさらに1000万年さかのぼって古い化石だったため
パキケファロサウルスの起源は何とアジアだったという説が浮上してきました!
これは驚きです!
パキケファロサウルスのような、頭のてっぺんの骨ががっちりして分厚い恐竜の種類のことを
「堅頭竜(けんとうりゅう)」といいます。
モンゴル発祥のパキケファロサウルスの仲間もこれまで発見されています。
平らな頭で体が小さい「ホマロケファレ」という種なのですが、この種は、白亜紀後期に繁栄していた恐竜です。
今回の発見は、パキケファロサウルスの起源を特定するにあたり、とても重要な発見になりそうです。
今後の進展が楽しみです。