中国で、未知の人類の化石発見!!
今月、中国南部(中国広西チワン自治区)で1989年に見つかった石器時代の
骨が分析され、その結果「未知の人類のものかも知れない」と発表され、
研究者のあいだで議論をよび話題となっていますね。
未知の人類は中国の発掘現場の「馬鹿洞」にちなんで「馬鹿洞人」と呼ばれます。
ちょっと面白い名前です。。。
彼らの特徴は、平たい顔に幅広の鼻、突出した顎と眉弓、そして大きな
臼歯に分厚い頭蓋骨と現生人よりも原始人に近いようです。
見つかった骨は、およそ1万4500年〜1万1500年前のものと考えられ
比較的新しい時代のものです。
この時代はネアンデルタール人や他のヒト属の種は絶滅したと考えられているため、
これが事実とするとまた新たなヒトの歴史がうまれてくることになるのですが・・・
(ここで生き残ったのが私たちヒト、ホモサピエンスです。)
研究者からは「当時、現生人類は異なる種と共存していた可能性がある」
といったものや、「現生人類が多様性に富んでいることを示したもの」
といったように様々な意見が飛び交っています。
まだまだ決着はつかないようですが、私たちヒトの祖先となる
ホモ・サピエンスとの関係が気になるところ。
今後議論の行方がどうなることか。楽しみです。
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