マダガスカル島で最小カメレオン発見
みなさま、こんにちは。
こうも毎日寒いと、春が待ち遠しくてならない今日この頃です。
南の島のあたりはさぞ暖かいのだろうな~、と想像していたところへ
このニュースが飛び込んできました。
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本日のニュースによりますと、アフリカ東部にあるマダガスカル島の森で、
世界最小のカメレオンが見つかったということです。
マダガスカル島は、アフリカ大陸の南東に位置する、世界の島の中で
4番目に面積が大きい島で、島特有の生物群が有名です。
日本でなじみのあるマダガスカル島の猿といえば、童謡にも歌われている「アイアイ」があります。
全原猿類のうちの3/4の種類が、このマダガスカル島に存在していると言われているのです。
生物群にとって宝のようなこの島に、今回非常に小さいカメレオンの新種が見つかったのです。
発見のあった4種のうち、1種に関してはその大きさ3cm未満とされています!
いやあ、3cmというと日本では「1寸」などと表記することもありますから、
「一寸法師」ならぬ、「一寸カメレオン」発見ということになります!
カメレオンは、は虫類の有鱗目に該当するのですが、は虫類全体の中でも、
ヤモリ2種と並んで世界最小クラスに入ったことになります。
新種カメレオンの成体は全体的に茶色で、尾の先はオレンジ色をしています。
赤ちゃんに関しては指の爪先に乗るほどの大きさで、それはそれは可愛らしいサイズです。
カメレオンの最も大きなサイズは70cm近くあるそうですから、
カメレオンと一言でいってもさまざまな種があることが想像できます。
さて、このカメレオンという動物は、体色を変化するということで有名ですね。
カメレオンは気分やその時々の体調によって
色が変化しているということをご存知でしたでしょうか。
体温が高いと白に、低いと黒に、そして興奮していると派手目な色へと変化するのです。
面白いですね~!
人間も怒ると顔が真っ赤になるといった変化がありますが、カメレオンほど豊かに気分を
体で表現できたら大変なことです。
ただし、全てのカメレオンがこういった体表の色の変化が見られるわけではないそうです。
種によってどんな色に変わるかが決まっているそうなのです。
今回発見された極小カメレオンに関しては、色の変化はないそうで・・・。
3cmの体長のなかで、確かに色が変化したらすごいことですよね。
見てみたい気はします。
それにしても、なぜこのような小さいカメレオンがマダガスカル島で存在したのでしょう?
島に特徴的な現象で、動物がどんどん小型化していくのを「島嶼(とうしょ)化といいます。
これには、海に囲まれた島の中で食糧が限られているという点、
そして外部から敵に襲われる危険性の少ない点が関係しています。
今回のカメレオンについて、島嶼化の極端な例として研究チームはとらえているそうです。
今後さらなる解明が期待されます。