アンモナイトの構造について
本日は、イギリス産カロセラス・ジョンストニの巨大サイズがアップされました。
そこで、アンモナイトの構造についてのお話です。
アンモナイトは貝殻の中に軟体動物が収まっている生き物です。
今はもう絶滅していて見られませんが、デボン紀から恐竜が絶滅する時期の
白亜紀までは世界中の海で見られました。
ちょうど見た目は陸に住む巻貝「カタツムリ」に似ていますが、
実際は頭足類で、イカやタコの遠い親戚なんですね。
アンモナイトの貝殻は、2つの部分から成り立っています。
一つは住房(じゅうぼう)といって、「住む」という字が入っているように、
アンモナイトの軟体部分が収まる部分です。
もう一つは気房といって、軟体部分は収まっていない部分です。
殻の巻き終わりで太い箇所が住房、殻の巻き始めで中心部分
(ヘソ部分ともいいます)から巻き途中までが気房です。
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明日は住房についてその役割を詳しくお話しますね。
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