新情報!始祖鳥の色は黒かった!
1/25日付の専門機関の報告によると、アーケオプテリクスこと
始祖鳥の羽根の色はカラスのように黒かったことがわかりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00001317-yom-sci
始祖鳥と言えば、名前のごとく、鳥の祖先とされる鳥です。
いや、鳥にも恐竜にも似ている生物とでもいいましょうか。
体は羽毛に覆われて、翼があるという点では見た目が鳥に近いです。
それでいて胴が長く、立派な尾をもつという点では恐竜の要素も持ち合わせています。
これまでの図鑑では、始祖鳥のイラストをカラフルに描くケースも多かったようですが、
これからは黒一色となるのでしょうか?
今回の大発見は、アメリカブラウン大学などの研究チームによって報告されました。
彼らは約150年前にドイツで発見された1億5000万年前のジュラ紀の始祖鳥
羽毛化石を元に分析をしたとのことです。
このニュースで驚くべきことは、150年前に発見していたの羽毛を調べたら、
その色が分かってしまったということです。
科学技術の進歩はどこまでの分析を可能とするのでしょうか。
そして考えてしまうのは、今回の始祖鳥の件はもしかして150年も待たずしてもっと早い
段階でそれができていたのか、はたまた今回の分析の仕方が画期的なものなのか!?
さらに羽毛は保存状態が悪くても分析可能だったのか、はたまた最高の保存状態だったのか!?
おそらくどちらも後者なのでしょう。
まず、羽毛の化石自体が見つかることが非常に珍しいですから、この事実は
奇跡と科学技術と優秀なブレインが結集されたと結果だと推測されます。
ですが、他の生き物に関しても、今後このような素晴らしい事実が
解明できるのなら本当にすごいことです。
これまで謎とされていた古生物の体の色の世界に、一歩も二歩も踏み込めることになりそうです。
研究によると、約95%の確率で始祖鳥は黒色だったということが分かったそうです。
私の描く始祖鳥のイメージは長年カラフルなバージョンでした。
ですのでカラスを少し大きくしたような始祖鳥の図柄が今後図鑑に定着するとしたら
少し複雑な思いがするような・・・。
私だけでしょうか?