3D恐竜ポスターにはなぜマンモスが入っている!?
みなさま、こんにちは。
12月も一週間をすぎると、巷ではクリスマスの話題が豊富になってきますね。
クリスマスを通り越して、お正月のおせち料理の話題が上ってくると、
ああ、今年も終わるんだなぁ、と少しずつですが実感が湧いてきました。。。
が!!!
化石セブンでは、年末にむけてますます盛り上がっていっております!
最近でいうと、年末プレゼント企画や化石セブンオリジナルアロサウルスのアームレプリカ、そして
飛び出す3D恐竜ポスターの発表をさせていただき、どれもお問い合わせを多くいただいていて
本当に嬉しい限りです。
さて、そんな中、3Dポスターに関してこんな質問があがりました・・・。
「3Dポスターに入っている古代生物に恐竜ではないマンモスが入ってますよね。
あれって何故ですか?」
う~ん、痛いところをつかれました。
そうなんです。恐竜たちのポスターと言いながら、実はマンモスは恐竜ではないんですね~。
マンモスは大型哺乳類。
なのに、恐竜ポスターと言っていいのか!?
そうです。ポスターのネーミングには色々と悩んだのです。。。
ですからポスター解説のなかでは、密かに「古代生物」という名で紹介させていただいております・・・。
それにしても、なぜポスターにマンモスを選んだのか!?
この答えは、とっても単純で、まずは、マンモスがとても人気がある生物だということ。
そして、何といってもマンモスの牙(きば)の存在です。
マンモスの牙は実際、最大のもので3.2mもあったと言われているのですが、
これが3Dメガネを通して見ると、信じられないくらい手前に飛び出すんです!
これは見ていただく方に喜んでいただけるだろうと。。。
メガネをかけて少し目が慣れた瞬間、ブワッ!!と手前に飛び出てきます。
そういった次第で、他にも候補の恐竜たちがいたのですが
恐竜たちに負けず劣らず凄い存在感を示してくれる!と見込んでの異例選出となったのでした。
ちなみに、「マンモス」という言葉は、われわれ現代人が良く使っていて、
日本でもとても馴染み深い言葉ですよね。
「マンモス校」や「マンモス都市」など、“巨大さ”を表す形容詞としておなじみの言葉です。
改めて考えると、「マンモス」には①新生代に生きた巨大なゾウと、②「巨大な」という形容詞の
2つの意味があると思うのですが一体どっちが先にできた言葉なんでしょう?
卵が先か、鶏が先か・・・ではないですけど、こんな疑問がふと頭によぎりました。
そこで調べてみました!
どうやら正解は①の「新生代に生きたゾウ」のようです。
う~ん、知ってるようでしらない語源説ですよね。
マンモスという生物はあまりに巨大であるため、これが派生して“巨大さ”を表す形容詞となったのです。
名前そのものから言葉の意味を作ってしまうほど、人間から見てマンモスは偉大で大きな存在だったのですね。。。
マンモスの化石は古くから発掘されていて、当初はモグラのように地下に住む巨大な動物と考えられていました。
地下に住む、巨大生物。
考えただけでワクワクします。
長い鼻で土を掘り返すことを想像させたのでしょうか。
そこで、命名の際に、ロシア語で地球・地面を意味する「マンマ」という語から、この動物の化石を「マンモス」としたのです。
ロシア語では「マンマ」は地球・地面の意味なんですね。
「マンマ」と聞けば、日本人は「ごはん」を想像してしまいますが、同じ発音で面白いですよね~。
お知り合いにマンモスのこぼれ話をする際は、ぜひこんな話も盛り入れていただきたいです。
(シチュエーション的にあまりないかもしれませんが・・・。)
さて、マンモス飛び出す3Dポスターは、現在販売中です!
ご覧になりたい方はぜひこちらをチェックしてみてくださいね。