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母岩付きならではの立体感!オルドビス紀、初期の三葉虫カリメネ種/【tr517】
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三葉虫のファーストコレクションとしてもおすすめ、絶滅した節足動物、母岩付きのカリメネ三葉虫が登場です。
こちらはモロッコ産三葉虫の代表格の一つ、カリメネ種で、オルドビス紀の三葉虫となります。太くダイナミックな体節が芋虫のよう。
本体はカーブ計測で4.7センチ。母岩は12センチオーバあります。
半分埋まった形で化石化していますから、ここからクリーニングしてみたい、という方はうってつけの標本といえるでしょう。もちろん鑑賞用としても十分見応えがあります。
三葉虫を上からみると、横に線があり、3つのパーツに分かれているのが確認できます。真ん中部分が一番盛り上がっており、この部分を中葉(ちゅうよう)とよびます。中葉をはさむサイド部分を側葉(そくよう)といい、この3つが葉っぱのように見えることから、三葉虫は「三」つの「葉」の「虫」という名前がつきました。
凹凸がはっきりした、太い体節です。三葉虫はこの体節を伸縮させて、海中を移動したり敵から身を守ったりしていました。
厚みは6.8センチ。母岩が大きく厚みしっかりしていますので展示すると立体感があります。
海底を這う、当時の三葉虫の姿が目に浮かぶようです。母岩付きならではの魅力が感じられるカリメネ標本です。
商品スペック
商品ID | tr517 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 母岩付きならではの立体感!オルドビス紀、初期の三葉虫カリメネ種 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測4.7cm 母岩含め全体12.4cm×9.7cm×高6.8cm 560g |
商品解説 | 母岩付きならではの立体感!オルドビス紀、初期の三葉虫カリメネ種 母岩含め560グラムの迫力標本です。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。