体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫 三葉虫 販売

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体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫/【tr481】

体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫/古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)【tr481】

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体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その1)

太く、鮮明に体節が刻まれた、イモムシ三葉虫こと、カリメネ種をご紹介します。

体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その2)

カーブ計測で7.8センチ。三葉虫の名前の由来である、縦に分けられる3つの葉がよくわかる標本です。教育的標本としても役立ちそうです。

体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その3)

まるで巨大なダンゴムシのよう。節のひとつひとつに幅があります。触れると洗濯板のように波打っています。

体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その4)

いい形していますね。

体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その5)
体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その6)

地球上にあらわれておよそ3億年もの間繁栄した節足動物、三葉虫。本種は古生代オルドビス紀という時代のもので、初期に出現した三葉虫の仲間です。

体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その7)

こちらが裏側。三葉虫は殻部分が残って化石化するので、内側の腹側であるこちらの面は化石化することがなく堆積物で埋まっています。本来は、足やエラが存在していました。

体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その8)

今我々が見ているのは外骨格が化石化したものということですね。外骨格は炭酸カルシウムが主成分だったようで、かなり硬かったと考えられています。

体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その9)

真横からみると、いかに本標本がうねりが感じられるかがよく分かります。

体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その10)
体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その11)

この波打つ体節は、胸部とよばれる箇所です。

体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その12)
体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫(その13)

オルドビス紀の海の中にはご覧のようなイモムシ三葉虫がおびただしい数いたのでしょうね。カリメネ種は三葉虫コレクションをするにあたって、はずすことのできない種といえそうです。

ネームカード
ミニケース

商品スペック

商品ID tr481
年代 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)
学名 体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫
産地 Morocco
サイズ カーブ計測7.8cm
商品解説 体節の鮮明さが際立つ、オルドビス紀のカリメネ三葉虫
ピッタリサイズのケースと一緒にお届けします。

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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