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超レア!オルドビス紀の三葉虫、髭アサフスこと、シムフィスリナ(Symphisurina )の巨大標本/【tr465】
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超レア三葉虫と言うと安っぽく聞こえますが、本標本はまさに、その言葉こそが相応しい標本といえるでしょう。巨大なシムフィフスリナ(Symphisurina)です。マニアの間では「髭(ひげ)アサフス」の愛称で親しまれています。
この棘部分が、髭のように見えるので、「髭アサフス」と呼称されるのでしょう。
アサフスと聞けば、ロシア産を思い浮かべるかも知れませんが、モロッコ産のアサフスも存在します。
本標本はカンブリア紀からオルドビス紀にかけての平面的な三葉虫のクリーニングを専門にする工房の逸品です。これほどのサイズのものは今後入手することは容易ではないでしょう。サイズの関係上、一定程度の修復は入っています。
モロッコ産の三葉虫のなかでは デボン紀の複雑怪奇な形態をしたスピニータイプがよく知られています。本標本はそれらよりもさらに古い時代のオルドビス紀に棲息していた種です(初期の三葉虫は一般に平板状のものが多い)。デボン紀の三葉虫は比較的小サイズですが、カンブリア紀、オルドビス紀の三葉虫の中には本種のように驚くべき体躯を持ったものがいたのです。
本体、42cm×31cmという肝を抜く大きさです。母岩の最大部は直線計測で53cm。
写真では分かりにくいのですが平板状といっても、比較的厚みがあります。
シムフィスリナ(Symphisurina)自体、マーケットで見かけることはほとんど無い上に、このサイズとなると、数年に1回入荷できれば御の字と言ったところでしょう。
厚みあり。特に頭部の盛り上がりが大きい。
100円玉との比較。これこそがまさに超レア三葉虫。オルドビス紀の巨大な三葉虫シムフィフスリナ。真の三葉虫コレクターを自負する方にお譲りしたい逸品です。この標本に関してご質問がありましたら、何なりとお問い合わせ下さい。
商品スペック
商品ID | tr465 |
---|---|
年代 | 新生代第四紀(260万年前 -- 現在) |
学名 | 超レア!オルドビス紀の三葉虫、髭アサフスこと、シムフィスリナ(Symphisurina )の巨大標本 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体42cm×31cm 母岩幅53cm×奥行41cm×高4.7cm |
商品解説 | 超レア!オルドビス紀の三葉虫、髭アサフスこと、シムフィスリナ(Symphisurina )の巨大標本 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。