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ドドンと迫力ある、ドロトプス・メガロマニクス/【tr439】
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ドドンと迫力ある、ドロトプス・メガロマニクス三葉虫が登場。母岩含めて985グラムの大きな標本です。
大きな頭部が目立つカッティング。
サイドから。
防御態勢に入る前だったのか、少し屈み気味のポージングです。
片手で手にするには重いサイズです。ダイナミックな頭部のサイズ感、感じていただけるでしょうか。
複眼部分、粒粒が一部確認できます。
本種が繁栄した時代はデボン紀(約4億1600万年前から約3億5920万年前)といわれる地質時代で、生物進化の舞台は海の中でした。デボン紀は「魚の時代」とよばれるほど魚類の台頭が著しく、カンブリア紀以降大繁栄を遂げていた三葉虫は強敵から逃れるため、あらゆる防御策が必要となります。デボン紀は三葉虫が多様な進化を遂げ、そのバリエーションを豊かにした時代でもあります。
なにか物言いたげな表情に見えるのは私だけでしょうか。
ファコプス目の中でも大きく、名前もズバリ大きな意味の『ドロトプス・メガロマニクス』。360℃ビューが可能な巨塔のような複眼で、彼らは敵をいち早く察知していたのでしょうか。
こんなに大きな三葉虫が海中にウジャウジャいたら・・・。ちょっと入るのに勇気が入りますね。迫力十分のメガロマニクス標本です。
商品スペック
商品ID | tr439 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | ドドンと迫力ある、ドロトプス・メガロマニクス |
産地 | Morocco |
サイズ | カーブ計測14.5cm 母岩11cm×11cm×8cm |
商品解説 | ドロトプス・メガロマニクス三葉虫 985gの迫力標本です。 |
この商品を購入されたお客様のお声
たまに、自分でも化石採集していますが、今回初めてネットで化石を購入させていただきました。化石セブンさんのホームページで見つけて、ずっと気になっていた三葉虫と、縫合線が素敵なアンモナイトと一緒に。注文して中1日で届きました。迅速かつ丁寧に梱包でのご対応ありがとうございました。開けてみて、三葉虫の大きさにびっくり!こんなにおおきいんですね。また、思ったとおりの愛らしい表情でした。カミさんは、なんと言うか?ですが、、、そしてアンモナイトですが、じっくり見ると縫合線の模様が芸術的で、これまた気に入りました。なかなか、採集では入手出来ない化石をありがとうございました。また、よろしくお願いしたいとおもいます。
熊本県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。