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ギザギザ!シンメトリーのとれた、メガロドンの歯化石(megalodon)/【sh078】
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ごっついルート部とバランスのよい両辺が特徴!最強ザメといわれた、新生代の海の覇者メガロドン歯化石の登場です。
シンメトリーがとれた、良質標本です。大きさに比して、厚みがかなりあるタイプの標本です。
メガロドンの特徴である、ノコギリ歯。歯冠の縁にみられるギザギザがこれでもか、と主張します。
先の先までギザギザセレーションが残っています。美しすぎます。
こちら、歯根部にかけても、ぎりぎりまでセレーションが続いていますね。メガロドンが、獲物を切り刻んで食すのに最適化した歯がこの標本から伺えます。
反対側。クオリティの高さが特徴。
驚きの厚みを有しています。いや~、何とも分厚いルート部ですね。
この盛り上がり感をご覧ください。歯冠部の滑らかさから一変、このごつごつ、ガツンとくる感触が、標本を触ると実感としてさらに増してきます。
メガロドンの最大サイズは16m~18m、50トン、はたまたそれ以上とも言われています。なぜ正確でないかというと、歯の大きさから推測された数値だからなんですね。歯を除いて、骨格が軟骨で成り立っている彼らは、歯以外に化石化されるケースが難しいのです。
これほど巨大で彼らがこの尖った歯で食していたものは何でしょうか?これまでの研究では、クジラやアザラシ、イルカ、大型のカメなど、実に豊富な動物を捕らえていたと考えられています。
メガロドン(Carcharodon megalodon)は、現生のホオジロザメに近い種だとして、ホオジロザメのフォルムを元に、これを大きくした形で描かれています。近年、研究者の中には、メガロドンとホオジロザメは個別に進化したものだという意見が出てきいます。最近では、カルカロクレス属(Carcharocles megalodon)という分類にすべきだという主張があります。
非常に緻密な並びのセレーションをアップで。ため息が出る、精妙さです。
「す」がはいったような、ルート部のナチュラル感もいいですね。メガロドンが口を大きく開けると、その大きさは成人の背丈以上になります。海の食物連鎖の頂点に君臨した彼らですが、地球環境の寒冷化にともなって、エサが得られず、絶滅の途をたどるのでした。良質標本をお探しの方に。
商品スペック
商品ID | sh078 |
---|---|
年代 | 新生代(6600万年前 -- 現在) |
学名 | ギザギザ!シンメトリーのとれた、メガロドンの歯化石(megalodon) |
産地 | U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って 11cm / 140g |
商品解説 | 縁に並ぶギザギザのセレーションが非常に美しい標本。 また、全体に厚みがあり、シンメトリーのとれた、バランスのよい、お手本のような歯化石です。 新生代の海の覇者メガロドンの上質標本。 |
メガロドンとは?
ジョーズも真っ青、古代のサメはさらに3倍!!
名前の由来は大きなノコギリ歯の意味。当時の海を支配していた最凶の殺戮マシーン。サメの骨は軟骨であるため化石にはなりにくいのですが、歯はしっかり残ります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
ニューヨーク自然史博物館
サメは古代から存在する、生きた化石です。現在では、映画「ジョーズ」で出演?したホオジロザメが有名で、最大6mにも成長します。
しかし、メガロドンの大きさはそんなものではありません。これまで発見された中で最も大きなサイズは、なんと全長18m・体重30tのサイズがあったと言われています。これは現在のジンベーザメやマッコウクジラと同じくらいの大きさです。
もはや、サメではありません。巨大怪獣です!
以下の比較図をご覧下さい。ジョーズであれだけ恐怖だったホオジロザメがかわいく見えます。人間なんて、何の腹の足しにもならないでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドン、ホオジロザメ、ヒト
残念ながら??我々人類の祖先と共存した時代はありませんが、こんな猛獣がいたら、おちおち海釣りもできませんね。メガロドンは新生代第三紀中新世(600万年前)を最後に絶滅。類人猿アウストラロピテクスは400万年前に誕生。
何度でも生え変わるハンター仕様の歯
サメの歯は多生歯性で、生きている間に何度も生え変わります(人間は一度だけ)。折れても復活するまさにハンター専用のスペシャル仕様になっています(デンタルバッテリーと言います)。
しかも、歯の形が大きな主咬頭に加え、いわゆる返しのための副咬頭が付いており、一度噛み付いたものをしっかりとホールドする、恐ろしい仕組みになっています。化石になっても、副咬頭が確認できるタイプがあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
2頭のクジラの仔を襲うメガロドン(想像図)