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新生代の最大級凶暴ザメ!メガロドンの歯化石(megalodon)/【sh077】
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比較的海が暖かかった、新生代に繁栄した?メガロドンの美しい化石が登場。標本の生々しい感じ、そしてセレーションをじっくりご覧ください。
サメ化石のコレクションをお考えの方は、メガロドンにきっと注目するはず。このグレー×青のシックな配色をもつ、おどろおどろしい歯を手にすると、コレクターの心は一気につかまれてしまうのです。
尖った歯の先端。縁にはびっしりとギザギザが刻まれています。
歯根との境目。縦に何本もの筋が入っているのがよくわかります。
そして、分厚いルート部。先端と比較するとかなりの厚みで、このあたりが、分厚く盛り上がっています。
こちら、裏側です。
横から。カーブを描いているのがよくわかります。
手の平と比較すると、この大きさ。手にすると、どっしり重く、これが1本の歯であったという事実に驚きます。
測ってみると140gありました。大きいですね。
エナメルの状態が素晴らしい標本。
こちらが裏側。
メガロドンとは、ギリシャ語で、「大きな歯」という意味。うーん、これほど、単純にして明快な名前があるでしょうか。この巨大な歯化石、日本では長らく「天狗の爪」とされていました。
メガロドンの歯を鑑賞するとき、縁についたこのギザギザ(セレーション)部分の保存状態がポイントとなります。メガロドンはこのノコギリ状の部分で、獲物を切り裂いたり、削ぎ切りにして仕留めていたと考えられます。
セレーションの?ギザギザがとまりません。相当、キレの良い鋸歯であったはずです。
その形・シックな色の美しさから、ファンの多いメガロドン歯化石でした。
商品スペック
商品ID | sh077 |
---|---|
年代 | 新生代(6600万年前 -- 現在) |
学名 | 新生代の最大級凶暴ザメ!メガロドンの歯化石(megalodon) |
産地 | U.S.A. |
サイズ | カーブ計測 12.5cm / 140g |
商品解説 | 巨大で非常に凶暴であった、新生代の大型ザメ、メガロドンの歯化石が登場。 エナメルとセレーションの保存状態が良い標本です。 12.5cmと大きく、鑑賞しがいのある標本。 |
メガロドンとは?
ジョーズも真っ青、古代のサメはさらに3倍!!
名前の由来は大きなノコギリ歯の意味。当時の海を支配していた最凶の殺戮マシーン。サメの骨は軟骨であるため化石にはなりにくいのですが、歯はしっかり残ります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
ニューヨーク自然史博物館
サメは古代から存在する、生きた化石です。現在では、映画「ジョーズ」で出演?したホオジロザメが有名で、最大6mにも成長します。
しかし、メガロドンの大きさはそんなものではありません。これまで発見された中で最も大きなサイズは、なんと全長18m・体重30tのサイズがあったと言われています。これは現在のジンベーザメやマッコウクジラと同じくらいの大きさです。
もはや、サメではありません。巨大怪獣です!
以下の比較図をご覧下さい。ジョーズであれだけ恐怖だったホオジロザメがかわいく見えます。人間なんて、何の腹の足しにもならないでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドン、ホオジロザメ、ヒト
残念ながら??我々人類の祖先と共存した時代はありませんが、こんな猛獣がいたら、おちおち海釣りもできませんね。メガロドンは新生代第三紀中新世(600万年前)を最後に絶滅。類人猿アウストラロピテクスは400万年前に誕生。
何度でも生え変わるハンター仕様の歯
サメの歯は多生歯性で、生きている間に何度も生え変わります(人間は一度だけ)。折れても復活するまさにハンター専用のスペシャル仕様になっています(デンタルバッテリーと言います)。
しかも、歯の形が大きな主咬頭に加え、いわゆる返しのための副咬頭が付いており、一度噛み付いたものをしっかりとホールドする、恐ろしい仕組みになっています。化石になっても、副咬頭が確認できるタイプがあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
2頭のクジラの仔を襲うメガロドン(想像図)