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水中で栄えた白亜紀の爬虫類、モササウルスの良質歯化石(Mosasaurus)/【ot994】
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ロングカーブ計測3.5センチ、白亜紀の海のティラノサウルスこと、モササウルス歯化石が登場しました。
すこぶる状態のよい歯化石。歯の表面のシワもしっかり残っています。
モササウルスは白亜紀の海で進化したトカゲです。白亜紀、陸では恐竜が栄えていましたが、モササウルスは水中生活に適応した種でした。当時の海の食物連鎖の頂点に君臨していたと考えられています。
表も裏も、大変状態がいいですね。厚みも適度にあり、モササウルスのゴツく鋭い歯化石の特徴をよく表しています。
手との比較。
モササウルスのアゴには、円錐状の本標本のような歯がびっしり並んでいました。この歯でアンモナイトや魚などを砕いて食していたようです。
先端へ向けてシャープなラインを描きます。それでいて、厚みもある。見るからに頑丈そうな歯です。
ルート部断面です。
長い大きな体型に平たい尾、そして恐ろしく凶暴なアゴにおびただしい歯を収めた頭部。獲物を求めて体をくねらせ、白亜紀の海を回遊していたモササウルスは、いかに恐ろしい存在だったことでしょう。本標本から、当時の海中世界の想像図を感じとってみませんか。
商品スペック
商品ID | ot994 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 水中で栄えた白亜紀の爬虫類、モササウルスの良質歯化石(Mosasaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測3.5cm |
商品解説 | 水中で栄えた白亜紀の爬虫類、モササウルスの良質歯化石(Mosasaurus) |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。