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周長6.5cmで太い!海のティラノサウルスこと、モササウルスの良質歯(Msasaurus)/【ot775】
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海のティラノサウルスこと、モササウルスの歯化石をご紹介します。太く、立派な歯化石です。
こちらがモササウルスです。モササウルスは中生代白亜紀の肉食海生爬虫類で、非常に獰猛な海の生き物です。大きいものでは体長18メートルにも達したとされます。昨年公開された映画『ジュラシック・ワールド』では、鮮烈なシーンで幾度が登場し、大変話題になりましたね。
モササウルスの頭骨は現生のワニのような形をしており、アゴの中にはおびただしい凶暴歯が収められています。モササウルスの凶暴歯は大変強く、アンモナイトなど海の生物を砕き、切り刻んでいたようです。
こちらがルート部。太い。そして厚い!
手の平との比較。エナメル質がよく残っている良質歯です。
カーブ計測4.8センチ。
鋭い角度の先端部です。触れるといかにも痛そうな歯ですが、実際先端に指を置いてみると切れそうな鋭さですので、この点お気をつけ下さい…。
分厚い歯根部。ぐるっとまわりを測った周長ですが、6.5センチあります。
本化石が上顎に収められていたのか、あるいは下顎に収められていたのかは不明です。ですが、モササウルスの歯並びについては、考察することができます。歯は後ろ側に湾曲する特徴がありますので、仮に本写真の向きでいえば、右がアゴの先側(口先側)、左がアゴの奥側となります。
食物連鎖の頂点にいたモササウルスの歯化石です。十数メートルもの化け物が、白亜紀後期の海には存在したのですね。
歯化石一つでこの迫力。モササウルスが、6550万年前たしかに地球上に存在したのだと、この重い歯を手にすると実感がこみ上げてきます。
商品スペック
商品ID | ot775 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 周長6.5cmで太い!海のティラノサウルスこと、モササウルスの良質歯(Msasaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測4.8cm 周長6.5cm |
商品解説 | 周長6.5cmで太い!海のティラノサウルスこと、モササウルスの良質歯(Msasaurus) 昨年公開映画で一躍話題に上った、白亜紀の海生爬虫類モササウルスの歯化石です。 展示ケース付。 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。