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ルート部まで保存された、分厚いモササウルスの歯化石(Mosasaurus)/【ot763】
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歯根(しこん)部まで保存された、白亜紀の人気の海竜モササウルスの歯化石が登場です。形が良いのが特徴です。
モササウルスは海のティラノサウルスという俗称を持つ、絶滅した肉食海棲爬虫類です。白亜紀後期のおよそ7000万年前に生息していました。モササウルスが一躍有名になったのは、言わずと知れた大人気の恐竜パニック映画『ジュラシック・ワールド』ですね。ハイブリッドなレックス恐竜と並んで、ほぼ主役級で登場していました。見るからに恐ろしい海の化け物は、最大で18メートルにも及びます。
一つの歯化石がここまでごついとは。本歯化石に厚みがあるのが、この写真からも感じていただけることでしょう。
本標本の良いところは、歯化石のトップ部とルート部がいずれも綺麗に残っている点です。
特にこちら側の歯冠(しかん)部は、エナメルも十分保存されています。
こちらが裏側。「ス」が入ったような、むき出しのルート部が豪快。
直線距離で6.7センチある、ダイナミックな歯化石です。
先端部のアップ。表面の模様もよく残っていますね。
この太い歯で、アンモナイトなどの獲物を捕らえ、砕きながら食していたと考えられています。
モササウルスの歯化石を手にしながら映画を鑑賞するのもいいかもしれません。絶滅生物の恐ろしさが、実感として込み上がってくるようです。
商品スペック
商品ID | ot763 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ルート部まで保存された、分厚いモササウルスの歯化石(Mosasaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | 直線距離6.7センチ |
商品解説 | ルート部まで保存された、分厚いモササウルスの歯化石(Mosasaurus) |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。