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この3色の色の秘密は一体何でしょう!?鉱物セプタリアン(Septarian)/【ot730】
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マダガスカルから地球の贈り物、鉱物セプタリアンをご紹介します。デザイン性溢れる鉱物です。
本標本は、セプタリアンの特徴を非常によくとらえた3色が綺麗に並んだ、モデル的標本です。セプタリアンは方解石の部分(黄金がかったイエロー)と、アラゴナイト(ブラウン)で構成されています。そして、灰色に見えるのが石灰岩です。
どうしてこのような不思議な鉱物が形成されたのでしょう?それは今から5000万年前~7000万年にさかのぼります。火山の噴火が起こったのをきっかけに、海の生物が堆積物にとりこまれてしまいます。その後、科学的な反応が起こりノジュール(マッドボール)が形成されました。
さて、海が後退するにつれて出来上がったノジュールは乾燥状態にさらされます。そして亀裂が入ってついに割れることになるのですね。乾燥が進むと、ボールは縮んで小さくもなります。ここの間に、カルサイト(方解石)の結晶が形成されていったというわけです。カルサイトの外側部分の薄い壁はアラゴナイトに置換しました。こうやって、かくもユニークな模様は出来上がったというわけです。
左側灰色の部分が石灰岩の部分。グレー色、ブライン色、イエロー色と、はっきりとしたラインを描いているのが面白い。
透き通るような方解石部分も見られます。
全面ぐるりとポリッシュされており、典型的なセプタリアンの特徴があらゆる角度から鑑賞できます。
まとめてみますと、地球の火山活動→海洋生物の死滅→ノジュール形成→海の後退に伴うノジュール乾燥と亀裂→鉱物の置換という流れです。悠久の時間をかけた地球活動のドラマが、この一つに凝集されているんですね。
誰かに自慢したくなる、お気に入りの鉱物標本となること間違いなし。特徴がよく出ているセプタリアンです。
商品スペック
商品ID | ot730 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | この3色の色の秘密は一体何でしょう!?鉱物セプタリアン(Septarian) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 7.2cm×4.6cm |
商品解説 | この3色の色の秘密は一体何でしょう!?鉱物セプタリアン(Septarian) |