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コレクター垂涎品、恐ろしい保存状態、希少なインディアナ州産ウミユリ群集化石/【ot650】
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久々に出ました~!!インディアナ産のウミユリの群集化石!!インディアナ産のウミユリはファンが多いのですが、モロッコ産に比べると玉数が極端に少ない!
そして、インディアナ産の特徴と言えば、この立体感。写真左上に位置するアガリコクリヌス・スプレンデンス等はほぼ立体。いや完全に立体。浮かし彫りです。写真の真中上のエイリアンのような標本がバリクリヌス・プリンセプスです。こちらも相当な凹凸です。久々に登場した保存状態抜群のインディアナ産ウミユリ群集化石です。
アガリコクリヌス・スプレンデンスのクラウンです。写真左上が根元に近く、右下が触手(アーム)の先端です。
こちらはバリクリヌス・プリンセプスの茎からアームの連結部。いわゆるアボーラルカップ。写真左上にアームが伸びていきます。手前が茎部分。
そして、圧巻がこれ。バリクリヌス・プリンセプスのクラウンのほぼ全景。アボーラルカップから触手が見事に伸びている様が、3Dで楽しめます。その凹凸たるや絶品です。
触手の組織の細部に至るまで完全に保存されています。非常にグロテスクかつ繊細。
息をのむ保存状態とはこのことです。
バリクリヌス・プリンセプスのアボーラルカップの接写。
バリクリヌス・プリンセプスとアガリコクリヌス・スプレンデンス。この2種はいっしょに見つかることが多いのですが、はっきりとした特徴の違いが分かるため、しっかりと見比べてみて下さい。同じウミユリでも、ディティールが全く違うことがお分かりいただけることでしょう。
裏面。母岩は石灰岩質ですが、安定しています。スタンド置きでも、問題なし。
裏面には、別のウミユリのクラウンの一部が。
手と比較してみて下さい。この標本かなりのサイズを誇ります。あまりにも標本の保存状態が良いために、ウミユリ自体の説明を忘れていることに今気づきました。ウミユリという名前から植物の一種のように思われていますが、実際にはれっきとした動物です。触手でプランクトン等を捕獲し、クラウンのなかの口で補食します。口の近くには肛門があり、排泄も行います。現世にもウミユリの仲間が存在するため、生きた化石と言われ、実に数億年もの間、大きく姿形を変えることなく存在しているのです。幼体時には、岩などに根を固着していますが、驚くべきことに、成体となると、根を解放し、遊泳します。つまり移動するのです。
ここからはしばし、保存状態の素晴らしさをご堪能下さい!
いかがでしたか?滅多に紹介できないインディアナ産のウミユリのなかでも、その抜群の保存状態はコレクター垂涎の逸品。インディアナ産のウミユリはこれされ所有すれば、コンプリートでしょう。
商品スペック
商品ID | ot650 |
---|---|
年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | コレクター垂涎品、恐ろしい保存状態、希少なインディアナ州産ウミユリ群集化石 |
産地 | Crawfordsville, Indiana, U.S.A. |
サイズ | 本体(大きいサイズ順に)5cm×4.2cm 5cm×4cm 4.5cm×3.6cm / 母岩含め全体15.2cm×14cm×厚3.2cm |
商品解説 | コレクター垂涎品、恐ろしい保存状態、希少なインディアナ州産ウミユリ群集化石Edwardsvilli Formation |
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。