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写真で重量感を妄想してください!ずしっと重い!巨大なモササウルスの歯化石/【ot642】
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ロングカーブ計測7cmと大きなモササウルスの歯化石です。根元の太さが、食物連鎖の最上位に君臨していたことを物語っていますね。
モササウルスの仲間は中生代白亜紀を最期に絶滅してしまいましたが、当時の海では、他の海棲爬虫類や魚類にとっては最大限警戒するべき相手だったことでしょう。一口にモササウルスといっても、様々な種類があり、まさに海のモンスターと言うべきプログナソドンのような強大な力を持つものから比較的細身のものまで様々でした。その違いは端的には歯の形状に現れます。他の海棲爬虫類をもエサにするようなプログナソドンの歯は異様なほど太く分厚く、きっと、魚類最強の一角であるサメの仲間も容易に近づけない存在だったことでしょう。本標本もその分厚さでは相当なものがあります。
海の由来する化石標本は陸生のものに比べ、酸化・風化の影響が弱いためか、一般似保存状態が優れているものが多いです。本品も流麗なエナメル質が保存されていることがお分かりいただけることでしょう。
ティラノサウルス・レックスの歯化石のような根元の太さがあります。
この存在感。これぞ王者の歯といわんばかり。
山のように盛り上がった立体的な形状をしています。獲物をカットして出血死させるのではなく、噛み潰す、ホールドして逃がさないために進化した、頑丈な構造です。この歯が何本も、種によっては、喉の奥まで存在していたわけです。喉の奥の歯は、いわゆる「かえし」の役割があったと考えられています。いったん飲み込んだ獲物が口から脱出するのを防ぐ機能です。現世の鮫も複数の歯列を持っていますが、最強のモササウルス・プログナソドンなどは、喉の奥にかえし専用の歯を持っています。
海棲爬虫類ファンの心をわしづかみにして離さないモササウルスのぶっとい歯化石はいかがでしょうか。100円玉と比較。予想を上回るサイズでしょう。
手のひらに伝わるのはボリュームだけではありません。歯化石1本では通常感じることのない「ずしっ」とした重量感をお伝えできないのが残念です。写真を見ながら、手に取った様子を妄想してみてください!ずしっときましたか??
商品スペック
商品ID | ot642 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 写真で重量感を妄想してください!ずしっと重い!巨大なモササウルスの歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測7cm 41g |
商品解説 | 写真で重量感を妄想してください!ずしっと重い!巨大なモササウルスの歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。