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ブラジル・セアラ層産古代魚ラコレピス。/【ot633】
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ブラジル・セアラ産の古代魚ラコレピスです。
サンタナ層は淡水と汽水・両方の魚類を産出します。同地域は白亜紀後期には、河口から浅海にかけて巨大な水域を形成していたと考えられ、本標本もその汽水層を遊泳していたのでしょう。
本標本のようにマッドボールに包まれて発見されるものは一般にノジュール化石と呼ばれます。魚が死ぬとアンモニア化成(タンパク質が分解されアンモニアが発生する一連の過程)が起こり、海中のカルシウムを取り込んで死骸のまわりに固定されていきます。そのため、外部の環境と遮断されやすくなり、結果として、良質の保存状態を長い間維持できることなります。巡検等を行った経験のある方はお分かりかと思いますが、ノジュールをハンマーで叩き割ると、塩竃のごとく、中身の化石が現れることがあります。
もしカルシウムのバリアーがなければ、死骸の表面の組織は外部環境の変化によって徐々に奪い去れてしまいます。
尾部。
頭部。
標本を裏から。ノジュールです。
鋭い流線型の頭部をしていたことが分かります。ラコレピスはカライワシの仲間です。現世のカライワシは汽水域を遊泳しています。白亜紀当時のサンタナ層との環境にも一致しますので、当時から汽水域を泳いでいたのでしょうか。
非常に立体的。断面では、ほぼ半円になるでしょう。
本体はおおよそ20cm、重量は1kg弱です。
母岩に特徴がありますので、写真のようにそのまま置くことも出来ます。重量がありますので、安定します。
商品スペック
商品ID | ot633 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ブラジル・セアラ層産古代魚ラコレピス。 |
産地 | Brazil |
サイズ | 本体20cm 母岩含め24cm×6.5cm×6.3cm 990g |
商品解説 | ブラジル・セアラ層産古代魚ラコレピス。 |
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。