全景がほぼ完全に保存されたブラジル産の魚化石。美しい輪郭にご注目。 化石 販売

素晴らしい形をしたブラジル産の魚化石です。ノジュールの片側の化石になります。

いかがですか、この素晴らしい形。全景を見渡すことが出来ます。輪郭がはっきりしており、ディティールも保存されています。ニシン科の仲間と考えられます。

頭部。魚眼周辺の組織や吻部も見事です。

びっしりと体を覆う鱗の一片いっぺんが確認できます。背ビレ、尻ビレにもご注目ください。

尾びれの上側のみ少し欠損がありますが、それ以外は完全といっても過言ではないでしょう。

自然な流線型が美しい標本です。

本体部分２９ｃｍ、母岩含め３０ｃｍ、２．３ｋｇ強の立派な標本です。

ノジュールの片側のため、標本の裏側は丸みを帯びており、非常にしっかりしています。※丸みを帯びてはいますが、直置きが可能で安定します。スタンド置きもできますが、そのまま置くことも可能です。

こうして持っているのも結構大変なくらい重量感がありますよ。平面に見えますが、実際には凹凸が大小様々に存在し、立体的な味わいです。

母岩が非常にしっかりしています。

ノジュールはマッドボールとも言います。その名のとおり、球のように丸い状態で見つかります。この曲線はその名残です。

全景写真では分かりづらいのでアップにて。いかにも堅くて強靱そうな鱗がうねっています。周辺環境には強力な天敵がうようよしていたのでしょうか。

鱗同士が連続的に重なる様子がそのまま保存されており、鱗全体が向いている方向が分かる箇所がいくつもあります。

写真中央左は胸ビレでしょう。縦に走るひれ独特の構造が一部分かります。

眼が収まっていた部分。

もちろん眼自体は保存されていませんが、その輪郭や大きさなどは概ね推定できるレベルでしっかり保存されています。

母岩の重量のおかげでスタンド置きでも十分安定します。100円玉と比べてください。堂々たるサイズ、美しい輪郭を持つ美品です。