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青×黄色の遊色現る!鉱物、ラブラドライト(Labradorite)/【ot582】
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青×黄色の目の覚めるような輝きを持つ、高品位ラブラドライト(Labradorite)標本をご紹介します。
ラブラドライトは、日本名で曹灰長石(そうかいちょうせき)とよばれる鉱物で、ラブラドル長石ともよばれます。ラブラドライトは、18世紀の1770年、カナダのラブラドル半島という場所で発見されたことに由来します。「ラブラドル」と聞いて最もなじみ深いのは、盲導犬や警察犬でも有名な、たれ耳のラブラドール・レトリバー犬かもしれません。こちらも同じ地域の出身なんですね。
さて、話が脱線しました。鉱物ラブラドライトは、基本的に青からグレーがかった色をしています。一見、ご控え目な色をしているのですが、光に反射すると、瞬時に鮮やかな輝きが現れます。幻想的で美しい鉱物です。
写真で見ますと、縦に筋模様が入っているのが分かりますでしょうか。鉱物用語で、これを劈開(へきかい)とよびます。劈開というのは、鉱物が化学結合の弱い方向に沿って割れる性質のことを言います。劈開によって生じた平面は『劈開面(へきかいめん)』とよばれます。劈開面はたいていが平坦なのですが、その面上で光が均一に反射する特徴があり、ラブラドライトは劈開面上では主に青色の閃光を放つのです。
光りに当てるとこのようにきれいに輝いてみえる現象のことを、ラブラドル効果やラブラドレッセンスと言います。
手の平に載せると標本の大きさが際立ちます。幅が7.6センチありますので、輝く面が広いのが本標本の特徴。いろいろな角度によって輝く箇所が変わるのが面白いですね。
下の写真と比べてみてください。ここでは左側が強く光っているのに対して…。
標本の角度を少し傾けると、今度は右側の面が強く光ります。このようにクルクルまわしながら光をかざしてみると、あらゆる箇所が青や黄色に光りだします。
本標本の素晴らしい点は、表面裏面、まるまる完全にポリッシュされているところです。もちろん、厚みのある断面もポリッシュが丁寧になされています。遊色をどこからでも確認できる、高品位標本です。
縁のあたりにご注目。丸みを帯びています。手になじみの良い、エンタイアポリッシュメントのなせる業です。
光る標本として化石で有名なのは、やはりアンモライトでしょうか。アンモライトとラブラドライトは組成が全く異なります。アンモライトは頭足類アンモナイトがイリデッセンス効果を持った生物由来のもの、一方、ラブラドライトは鉱物由来です。ラブラドライトはアンモライトと比べ、どちらかというとふわ~っと浮かび上がるような輝き方です。表面より少し奥まったところから輝きを放つ感じがあります。
幽玄な世界が広がります。
このあたりの色合い、いいですね。繊細なグラデーション色です。透き通るスカイ色と、ブラウンとも黄色ともいえないやわらかいペールカラーが現れます。
一見光らないようでいて、驚くほど強い輝きを放つ、意外性のあるラブラドライト標本。これほどの大きさと両面どちらも鑑賞できるという点、総合的バランスの高い高品位標本です。
商品スペック
商品ID | ot582 |
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年代 | |
学名 | 青×黄色の遊色現る!鉱物、ラブラドライト(Labradorite) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 7.6cm×5.9cm×0.9cm |
商品解説 | 青×黄色の遊色が全面に!鉱物、ラブラドライト(Labradorite) 両面ポリッシュのラブラドライト標本。 標本を手にとり光にかざし角度を変えていくと、青や黄色の美しい色が現れます。 84g |