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上向きの口がキュート!特筆すべき保存状態!白亜紀の淡水魚レバノン産ディプロミストゥス(Diplomystus sp.)/【ot554】
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保存状態抜群の淡水魚ディプロミストゥスをご紹介します。
本体直線計測で16cm、母岩含め19cm、厚み2.5cmという非常に立派なサイズを誇ります。
ディプロミストゥスの外観上の特徴の一つは、なんと言っても、この上を向いた口です。この特徴から、ディプロミストゥスは、海面すれすれを泳いでいる自分よりも少し上にいる小魚をターゲットとして補食していたと考えられています。この標本は、その特徴が見事に保存されています。
ディプロミストゥスはグリーンリバー産の標本が有名ですが、本品は独特の乳白色でお分かりの通り、レバノン産です。レバノン産の水性生物の化石は、エビ等に代表されるように、非常に保存状態が良く、その色の美しさもあり、世界的な産地の標本と比べても、見劣りがしないどころか、一級の標本といっても差し支えありません。この標本は特に保存状態が優れています。
ご覧ください。尾びれの繊維一本一本まで見事な保存状態です。
母岩とのバランスがよく、展示映えします。
2.5cmの厚み!
裏面にラベルあり。ディプロミストゥスの最も代表的な産地は、米国グリーンリバー、そして、本品のレバノンのほか、シリア、南アメリカ、アフリカからも産出します。当時世界中の淡水に生息していた魚類だったようです。また白亜紀から新生代まで非常に長い期間にわたって世界中に生息していたようです。
ディプロミストゥスの化石の胃のなかから、同時期の小型硬骨魚類(こうこつぎょるい)であるナイティアなどが大量に残っているのが見つかっています。すなわち、ディプロミストゥスはナイティアなどの小型魚類を補食する食物連鎖における上位の魚であったと考えられています。
ナイティアは産状から群生して泳いでいたと推測されていますが、このディプロミストゥスはその魚群の下から、この上向きの口で、小型魚類を狙っていたのでしょう(本品はレバノン産ゆえ、補食対象はナイティアではなかったと思われますが)。
母岩の下に掘り抜く形でクリーニングされています。
ディプロミストゥスは背びれが高く後方に伸びています。それを除けばほぼ完全な形で保存された、非常に質の高い標本です。母岩がしっかりしており、安定感があります。もちろん平置きも可能ですし、このようにスタンドに立てかけることも可能です。
商品スペック
商品ID | ot554 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 上向きの口がキュート!特筆すべき保存状態!白亜紀の淡水魚レバノン産ディプロミストゥス(Diplomystus sp.) |
産地 | Lebanon(レバノン共和国) |
サイズ | 本体直線計測16cm 母岩サイズ19cm×14cm×厚2.5cm |
商品解説 | 約9300万年前の白亜紀魚化石、レバノン産ディプロミストゥス(Diplomystus sp.) レバノン・ナモーラ産 Sannine Formation |
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。