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レア!イリデッセンス(iridescence)を有するバキュリテス/【ot546】
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アンモナイトの仲間バキュリテスの殻口部に近い部分です。なんとイリデッセンス(iridescence)を有しており、光を当てる角度によってきらきらと光輝きます。平巻き型のアンモナイトでイリデッセンス(iridescence)を有する標本は見かけますが、バキュリテスのものはレアと言って良いでしょう。
バキュリテスは、まっすぐに伸びた殻の形が特徴的で、古生代のオルソセラスと似ていますが、オルソセラスは古生代に誕生し、中生代に入った頃に絶滅しています。一方、本種バキュリテスは、中生代の最後の時代区分である白亜紀の、それも後期に現れました。その後アンモナイトの仲間はオウムガイを除いて絶滅してしまいますので、絶滅間近の時代に現れた頭足類の一つと言って良いでしょう。
金属質のように見えますが、実際には透き通るような質感の美しい味わいで、当てる光の角度によって色の質や強さが変わります。また、一般に蛍光灯よりも自然光(太陽光)のほうがイリデッセンス(iridescence)の多様性を楽しむことが出来ます。撮影環境は人工光下です。ぜひ、自然光でも楽しんで頂きたいと思います。
写真左のわずかに殻が剥がれたところがあるかと思いますが、殻の最外部が保存されていることが、イリデッセンス(iridescence)を有する最低条件になります。殻全体がイリデッセンス(iridescence)を有するのではなく、殻のごくわずか数mmの上層部のみ、このような美しい光を反射します。イリデッセンス(iridescence)をもったアンモナイトのコレクションがいかに少ないのも頷けます。
バキュリテスでこのようなイリデッセンス(iridescence)を持つ標本は希です。赤色を中心に緑に反射する部分もあります。
バキュリテスは、幼体時には、平巻き成長するため、猫の尾のように先端だけくるっと巻いています。成体になるにつれて、より直線的に成長していき、全体の形状としては、わずかな湾曲をもった、ほぼ真っ直ぐの形になります。本品は、殻口部に近い太いセクションに該当するのではないかと思われます。
本来14.5cmとかなり大きく、母岩が自然のスタンドとなっています。これはなかなかオシャレな演出です。
このあたり緑色も確認できます。
珍しいバキュリテスの有色標本です。
母岩含め高さ14.5cm。立派な大きさです。
商品スペック
商品ID | ot546 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | レア!イリデッセンス(iridescence)を有するバキュリテス |
産地 | South Dakota, U.S.A. |
サイズ | 本体14.5cm 母岩含め 6cm×9.5cm×高14.5cm |
商品解説 | イリデッセンス(iridescence)を有する殻を持った白亜紀後期の頭足類、バキュリテスです。 |
バキュリテスとは?
バキュリテスは、アンモナイトなどと同じ頭足類ですが、オウムガイに近縁の種です。アンモナイトといえば、平巻き型を想像しますが、バキュリテスは真っ直ぐに伸びた形をしています。古生代のオルソセラス(直角貝) と似た形をしていますが、バキュリテスは中生代の最後の時代、白亜紀の後期の海に生息していた頭足類で、オルソセラスよりも、後の時代になって現れました。 幼体の段階では、巻きながら成長するため、先だけわずかに平巻き型で、それ以降は真っ直ぐ伸びた、面白い形をしています。