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どこから見ても丸く分厚い。堆積で迫るモササウルス歯化石/【ot511】
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非常にボリュームのあるモササウルスの歯化石の登場です。モササウルスと一口に言いましても、その多種多様です。本標本は強靱なあごを持つ種であることは明らかです。分厚い歯根、全体の体積などをどれをとっても、海のティラノサウルスの名を語るにふさわしい歯化石です。
同じ海生爬虫類の首長竜の鋭く湾曲する長細いとは対極に有ると言って良い歯の形をしています。魚をひっかける形で補食するプレシオサウルスなどの首長竜とは異なり、獲物をかみ切る、補食する、飲み込むといった、シンプルな補食スタイルに適した形をしています。陸上の恐竜でいえば、まさに成体のレックスのごとき分厚さです。
分厚いルート部分。本標本はほぼ歯冠部のみで構成されています。
堂々たる形をしています。
どこから見ても、厚みがあります。
よくあるモササウルスの歯化石とは異なる色をしています。褐色です。
全体を通じてエナメル質を備えており、一般的に保存状態の良いモササウルスの歯化石らしく、本標本も高いクオリティを備えています。
商品スペック
商品ID | ot511 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | どこから見ても丸く分厚い。堆積で迫るモササウルス歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | カーブ計測 5cm |
商品解説 | どこから見ても丸く分厚い。堆積で迫るモササウルス歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。