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約5000万年前の魚化石ワイオミング州ディプロミスタス(Diplomyasus)/【ot362】
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ディプロミタス属として知られる魚の化石です。同属は、7種確認されており、dentatus(種名)が1877年に最初に記載されました。dentatusは、米国ワイオミング州グリーンリバー層の新生代の初期の地層から発見されています。本標本は、同じくワイオミング州から発掘された標本です。
ディプロミスタス属の別種は、白亜紀からも発見されています。1979年には、D.kokuragensisが記載されています。名前から分かるように、北九州小倉の地名が与えられています。
本標本は前述のとおりワイオミングから発見されているため、おそらくdentatusではないかと思われます。新生代初期(約5000万年前)の淡水を泳いでいたのでしょう。
ご覧のとおり、保存状態は大変良好で、骨1本1本まで確認できます。
本体は直線計測9.5cmあり、結構なサイズがあります。
母岩とのコントラストもしっかりしており、サイズと相まって、見栄えがします。まだ人類が現れていない頃、未来の米国の川を泳いでいた魚化石をコレクションしていませんか。
商品スペック
商品ID | ot362 |
---|---|
年代 | 新生代(6600万年前 -- 現在) |
学名 | 約5000万年前の魚化石ワイオミング州ディプロミスタス(Diplomyasus) |
産地 | Wyoming, U.S.A. |
サイズ | 本体サイズ 9.5cm / 母岩サイズ 11cm×7.3cm×厚1.3cm |
商品解説 | 米国グリーン・リバー・フォーメション ワイオミング州リンカーン群産のおよそ5000万年前の魚化石、ディプロミスタスです。 |
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。