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500gオーバー!ヘビー級サイズのストロマトライト(Stromatolite)/【ot206】
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地球に酸素を有難うございました。いきなり御礼から入るのは、われらがストロマトライトをご紹介するからです。
今回の標本は580gとヘビー級サイズです。
地球に酸素を生み出すさいに、大きな役割を果たしたストロマトライトです。球状にカットすることで、まるで地球のミニチュアのように見えませんか?
ストロマトライトの正体はシアノバクテリアです。地球上で、はじめて光合成を行った生物で、酸素が無かった当時の地球に大量の酸素を供給しました。その後の地球上の生物の大繁栄のきっかけを作ったといっても過言ではありません。だからついつい御礼を言いたくなります。
非常に美しいポリッシュ加工が施されています。
「ストロマトライトは、何故このような縞状の層を持っているか?」シアノバクテリアは活動の産物として、粘着状の水溶液を出し、砂などを巻き込んで、表面に固まります。定期的に、その表面の砂の塊を破り活動をします。そのサイクルによって、砂が層状に固化していきます。ストロマトライトに見られるこの縞状模様は、活動のサイクルを表しているのです。
この層状模様は?まさに酸素を生み出した活動の記録といえるでしょう。
ストロマトライトは、なんと27億年前から現世まで存在しています。これは、シアノバクテリアが古代から現在まで活動し続けている証拠でもあります。シアノバクテリアは幅1mにも満たない(0.01mm未満)細菌です。
難しい話は抜きにしても、非常に美しいと思いませんか?地球に住む生物皆にとってありがたい存在であるストロマトライトを傍らに置いていると、とても安らぎます。ありがたい系コレクション、ストロマライトのご紹介でした。ヘビー級580gです。
商品スペック
商品ID | ot206 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 500gオーバー!ヘビー級サイズのストロマトライト(Stromatolite) |
産地 | Peru |
サイズ | 直径7cm 580g |
商品解説 | 500グラムオーバーの大きなストロマトライト化石が登場です。 丁寧にポリッシュされた、豪快かつ魅力あふれる標本。 |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or