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類稀なる保存状態!ティロサウルス科ハイノサウルスの歯化石/【ot1064】
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白亜紀の食物連鎖の頂点に位置していたモササウルス。モササウルスと一口にいっても、種類は多岐にわたります。今回の標本は、ハイノサウルスの歯化石です。
ハノイサウルスは、モササウルスのなかでも最も大きい種類の一つです。体長は10メートルを超え、体重も20トン近くに及んだとされます。当時の海の最強にして、最大の捕食者の一つであったことは間違いありません。
手の平に伝わる重量感。ロングカーブ計測6.1cm、周長8.8cmと圧巻のサイズ!
何と言っても、この保存状態。パーフェクトと言って差し支えありません。
鋭く曲がる美しいフォルム。
”返し”と言ってよいほど、急激に曲がっています。一度喰い付かれたら、逃げ切ることは困難だったことでしょう。
ほぼ真円に近い、分厚いルート部分。
周長にして9cm近い、巨大歯と言って良い厚みです。
非常に美しいエナメル質です。
プラテカルパスとは明らかに異なるサイズとカーブ。プログナソドンともまた違います。モササウルスの多様性は歯化石にも及んでいるようです。
凹凸があります。あまり見られない特徴です。
槍先のような美しいトップチップ
この凹凸が面白い。プログナソドンなどには見られない特徴です。セレーションのような痕跡も見受けられます。
思いのほか複雑なフォルムをしています。ティラノサウルス・レックスの前上顎骨歯と似た形をしています。
こちらセレーションに似た構造を持っています。はっきりとした粒状ではないものの、切り裂くための進化したことは明らかです。
100円玉と比較すると、その大きさが際立ちます。サイズはもちろんのこと、類稀なる保存状態にもご注目下さい。
商品スペック
商品ID | ot1064 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 類稀なる保存状態!ティロサウルス科ハイノサウルスの歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.1cm 周長8.8cm |
商品解説 | 類稀なる保存状態!ティロサウルス科ハイノサウルスの歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。