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デスクに飾ってほしい海オバケ!ウミサソリユーリプテルスポドリカス(Eurypterus podolicus)/【ot103】
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ウクライナの海オバケをデスクに飾りませんか?ウミサソリ「ユーリプテルスポドリカス」の登場です。
ウミサソリはシルル紀からデボン紀にかけて生息した水中に住む肉食性動物です。本標本は、片腕が見られないところが少し惜しいですが、頂点捕食者であったウミサソリの生々しさが伝わる良い標本です。
ヨーロッパや北アメリカに生息していたといわれるユーリプテルスが海の中で頂点に君臨していたのは、特にシルル紀にあたります。本標本もシルル紀のもので、ウクライナ産のレアなものです。
この辺り、指でなぞると凹凸感があって生々しく節足動物らしい趣き。背筋のあたりがゾゾゾ~っとします。
反対の向きに飾ってもgood。まるでウクライナの海を遊泳しているかのよう。
彼らは、体の構造上仰向けの状態で泳いでいたとされています。意外ですね~。この写真でいうと、海底からウミサソリを覗いている感じのアングルです。
頭が異様に大きいのもユーリプテルスの特徴。おもしろいのが、眼の数。一対の大きな眼があり、その間にもう一対の小さな眼があるんです。
まさに、海オバケといった形相。
「広い翼をもつもの」という意味のユーリプテルス。この名前の由来がいいではないですか。デスクにウミサソリを飾るという楽しみを与えてくれる粋な標本です。
商品スペック
商品ID | ot103 |
---|---|
年代 | 古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前) |
学名 | デスクに飾ってほしい海オバケ!ウミサソリユーリプテルスポドリカス(Eurypterus podolicus) |
産地 | Kamieniec Podolski, Podolien, Ukraine |
サイズ | 本体最長部 7.3㎝ / 母岩 15cm×9.5cm×3cm |
商品解説 | デスクに飾ってほしい海オバケ!ウミサソリ「ユーリプテルスポドリカス」(Eurypterus podolicus)の登場です。 本標本は、珍しい産地、ウクライナ産のユーリプテルス化石です。 約15㎝幅の母岩に、7㎝オーバーの本体が遊泳するがごとくおさまっている標本です。 大きな頭部、そして体節がはっきり鑑賞でき、肉食水棲動物の生々しさが伝わってきます。 母岩の厚みが3㎝ありますので、立てて飾っていただいても、平置きにしていただいてもOKの、扱いやすい標本です。 |
ウミサソリとは?
こんな怪物が海にいたら、海水浴できません!
史上最大の節足動物、古生代からこんにちは、海のスコーピオンキング ”ウミサソリ”
ウミサソリとは、古生代初期の、カンブリア紀5億年前に登場し、デボン紀3億6千万年前の大量絶滅まで生き延びた、海の怪物です(ペルム紀まで生きたと言う説もあり)。もちろん現生には生きていません。
画像「ウミサソリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or
しかし、このウミサソリという名前から分かるように、見た目は現生のサソリにそっくりなのです。海と陸の違いはありますが。
そして、もっと大きな違いは、そのサイズ。
実は、地球史上最大の節足動物
現生のサソリはせいぜい10-20cm程度のものですが、ウミサソリは、なんとっ!最大で2.5mにもなった、というから、腰を抜かしてへたり込んじゃいます。2.5mといえば、ライオンと同じサイズですっ。ライオンならまだかわいいですが、見た目はサソリそのまんまですから、まさに恐怖を体現するような怪物です。
当時の海は怪物だらけだった
ウミサソリが存在していたオルドビス紀やデボン紀といえば、まわりは化物だらけの、パラレルワールドですから、このくらいのアンリアルな姿をしていて、やっと時代とマッチしていたといっても言い過ぎではありません。
たとえば、ご存知、三葉虫。1万種類以上のバラエティがあり、かつ、奇奇怪怪なその姿は現生ではありえません。アンリアルです。
たとえば、ダンクルオステウス
最大で10mにもなる、とんでもない化物魚です。この魚の凄みは、中世の甲冑のような装甲板で覆われたボディです。思いっきりバットで殴られてもビクともしないような強力な防御能力を持ちながら、同時に、一説によればティラノサウルスよりも強いとされる噛み力を持つ、という怪物ぶりです。史上最強の魚の一つと言われています。アンリアルです。
画像「ダンクルオステウス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or
このようなモンスター達に囲まれていたのですから、ウミサソリのアブノーマルさも納得というものです。
5大絶滅の1つ「デボン紀の絶滅」でウミサソリも絶滅?
ちなみにデボン紀後期の水中生物の大量絶滅で、このようなモンスターたちは地球から一掃されてしまいますが、ウミサソリを現実に目にしていると、地球の懐の深さを手に取るように感じさせてくれます。
画像「ウミサソリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or
ウミサソリは、浅海に存在し、一部は陸に上がっていた、と言う説もあります。現生のサソリのように尾に毒を有していたのかは不明ですが、近くに寄ってきた魚などを鋭い手や尾などを駆使して、捕食していたのでしょう。2.5mともなると、どのような相手が捕食対象となったのでしょうか。浅海ともなれば、同時代に存在した三葉虫も捕食対象となっていたのかもしれませんね。
ウミサソリの子孫は?
ウミサソリの系統については、諸説あります。見た目から現生のサソリの祖先であったと言う説やカブトガニの祖先となった、と言う説があり、どちらも確定しているわけではありません。ウミサソリは300種類ほど確認されており、最も有名でよく知られているのが、ユーリプテルスです。
ユーリプテルス(広い翼)は現在のヨーロッパや北米の浅海に生息し、オスとメスが存在し、平均で20cm以下、最大で1mを超える大物がいました。広く横に伸びた翼のような手が特徴で、尾の先端のとがり具合といい、まさにウミのサソリそのままの形をしています。
スペインバルセロナの博物館 画像「ウミサソリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org