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形が良い、そして長い!歯根(しこん)部がしっかり残ったスピノサウルス歯化石(Spinosaurus)/【di943】
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歯根(しこん)部がよく残った、スピノサウルスの歯化石が登場です。ロングカーブ計測7.3センチの長い歯化石です。
茶色い部分が歯冠(しかん)部、実際歯として見えていた部分です。そして、白い部分が歯根(しこん)部。歯の奥に埋まっていた部分となります。
本標本は、モロッコ産白亜紀の肉食恐竜、スピノサウルスの歯化石です。肉食恐竜で大きな標本を探している方にお勧めの見応えあるサイズです。
円錐形で鋭いタイプの突き刺し歯ですね。
乳白色の歯根部は急に厚みが増しており、頑丈であることがよくわかります。
ルート部の断面。
このあたりは、表面の模様もきれいに見られます。
100円玉との比較。7センチオーバーになるとかなりの存在感です。
巨大肉食恐竜、スピノサウルスの歯化石でロングタイプを探している方はこちらです。
商品スペック
商品ID | di943 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 形が良い、そして長い!歯根(しこん)部がしっかり残ったスピノサウルス歯化石(Spinosaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測7.3cm |
商品解説 | 形が良い、そして長い!歯根(しこん)部がしっかり残ったスピノサウルス歯化石(Spinosaurus) |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org