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近年話題の尽きない獣脚類、白亜紀を生きたスピノサウルスの歯化石(Spinosaurus)/【di933】
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カーブ計測6.6センチ、肉食恐竜の歯化石をはじめてコレクションする方へもお勧め、スピノサウルスの歯化石をご紹介します。
こちらは、肉食恐竜のなかで最大といわれる種、スピノサウルス(Spinosaus)のアゴに収まっていた歯の化石です。スピノサウルスは、獣脚類であり、半水生の恐竜であることが近年研究報告され、話題に上っている恐竜です。
スピノサウルス歯の断面です。スピノサウルスの歯は円錐形をしていますので、断面ご覧のように丸いのです。魚類などぬめりのある滑りやすい獲物をとらえるのに適した、突き刺すタイプの形状をしています。スピノサウルスの歯は現生のワニの歯の形に似ています。
手にとると、太さが際立つ標本です。スレンダーというよりは、どっしりした印象。重みも十分伝わってきます。
新報告では、水の中で生活していたことに加え、2足歩行でなく4足歩行をした可能性も示唆されています。最大17メートルといわれる巨大なスピノサウルスが4足歩で闊歩する白亜紀・・・。想像するだけで面白いですね。スピノサウルスの謎の生態の今後に目が離せません。
本標本を手にとりつつ、スピノサウルスの真の姿に思いを馳せてみるのも楽しそうです。
展示ケースと一緒にお届けします。
商品スペック
商品ID | di933 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 近年話題の尽きない獣脚類、白亜紀を生きたスピノサウルスの歯化石(Spinosaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.6cm |
商品解説 | 近年話題の尽きない獣脚類、白亜紀を生きたスピノサウルスの歯化石(Spinosaurus) |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org