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抜群の保存状態を保つスピノサウルスの歯化石/【di908】
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素晴らしい表面の保存状態を保つ、スピノサウルスの歯化石をご紹介します。
ロングカーブ計測で4.5センチ。決して巨大な歯ではないのですが、質の高さは目を見張るものがあります。
スピノサウルスの歯化石に現れる特徴として、縦の筋模様があります。これは、魚食性のスピノサウルスがヌメヌメした魚などを捕らえ損ねないように工夫された構造です。筋には溝があり、円錐形の歯で突き刺した獲物を、簡単に離さないようになっているのです。
カルサイト化したルート部は丸みを帯びています。
いい形の歯化石ですね。真っ直ぐできれいな形です。
ケースと一緒にお届けします。上質タイプをお求めの方に。
商品スペック
商品ID | di908 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 抜群の保存状態を保つスピノサウルスの歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測4.5cm |
商品解説 | 抜群の保存状態を保つスピノサウルスの歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org