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ロングカーブ計測6.6センチ、スピノサウルス歯化石(Spinosaurus)/【di882】
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ロングカーブ計測で6.6センチ。北アフリカの暴れん坊恐竜、スピノサウルスの歯化石をご紹介します。
スピノサウルスは、最大体長17メートルと推定される、大変ビッグな肉食恐竜です。大きくパカっと開く口の中には、たくさんの歯が収まっています。
北アフリカ大陸、モロッコ産の大きめサイズ標本です。
スピノサウルスの筋模様が見える表層が茶色の部分。この層のすぐ下は、ご覧のように白いのです。これはどの歯にも共通しており、本標本は歯の構造がよく分かる標本ですね。
ルート部。カルサイト化しています。
こうして手の平に載せると、ダイナミックサイズであることが分かります。
肉食恐竜の大ぶり標本をお求めの方へ。
商品スペック
商品ID | di882 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ロングカーブ計測6.6センチ、スピノサウルス歯化石(Spinosaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.4cm |
商品解説 | ロングカーブ計測6.6センチ、スピノサウルス歯化石(Spinosaurus) サイズにちょうどよい展示ケースをお付けいたします。 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org