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「水棲」の研究報告で注目度大の、肉食恐竜スピノサウルス歯化石(Spinosaurus)/【di881】
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今年何かと話題のスピノサウルス。肉食恐竜スピノサウルスの歯化石が登場です。
スピノサウルスは、白亜紀の北アフリカ大陸に君臨した最大サイズの肉食恐竜です。近年、水辺で生活していたという研究報告が発表され、話題になりましたね。注目度が高くなっている恐竜です。
17メートルにも及ぶ巨大恐竜が水中で主に生活してしていたという報告は、かなりインパクトあるニュースでした。魚食性ということはわかっていたものの、あれほど巨体が水の中にいるイメージ図は、誰の目にも強烈に映ったのではないでしょうか。
スピノサウルスの背中にある「トゲ(あるいは帆)」が水上に飛び出て大変目立ってしまいます。発表当時は、イメージ図に何とも不思議な感じがしたかもしれませんが、最近では馴染みが出てきたような気も致します。
確かに、この形状は肉食でなく、魚食に向いた歯の型です。スピノサウルスがこの形状の歯を持つのならば、水辺で生活した、あるいはもっと言うと水中で過ごした可能性があるのは最もなことですね。水の中は彼らの餌場でもあるのですから。
現生のワニ歯に形が似た歯をもつスピノサウルス。20世紀初頭に発見され、これほど有名な肉食恐竜が、近年になって次々と新しい報告が出てくるのです。古生物の研究は本当に日々動いていて面白いですね。
カチカチの盛り上がったルート部。
この辺りは表面の模様が残っています。
ロングカーブ計測5.5センチで、鑑賞するのに十分なサイズです。
北アフリカ大陸の水辺の覇者、スピノサウルスの歯化石です。展示ケースと一緒にお届けします。
商品スペック
商品ID | di881 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 「水棲」の研究報告で注目度大の、肉食恐竜スピノサウルス歯化石(Spinosaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5.5cm |
商品解説 | 「水棲」の研究報告で注目度大の、肉食恐竜スピノサウルス歯化石(Spinosaurus) 真っ直ぐで、円錐状の特徴がよくわかる歯化石です。 サイズにピッタリの展示ケースをお付けします。 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org