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ルート部も見応えあり!北アフリカ大陸に生息した、スピノサウルスの太い歯化石/【di865】
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ロングカーブ計測7センチのスピノサウルスの歯化石をご紹介します。北アフリカ大陸から発掘された赤茶色のルート部が目を惹きます。
丸みのある、太いタイプのカチカチ歯化石です。
こちらが肉食の恐竜、スピノサウルスです。今年はスピノサウルスが取り上げられる機会が多いようで、企画イベントも開催されていますね。
ここだけ見るとワニのようです。スピノサウルスは細長い顎と鋭い歯をもつ恐竜で、魚食性だったと考えられています。
顎におさまる歯の化石がこちら。本標本は歯の根本部分が太く、しっかりしているタイプです。
ここがルート部。赤茶色の部分です。
周長は6.7センチ。
歯の根元の奥側も覗くことができます。
すっと伸びた先端部。このあたり、エナメル質も残っています。
話題の恐竜、スピノサウルスの大きな歯化石。歯化石を手にすると、その凶暴さが確信できます。
商品スペック
商品ID | di865 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ルート部も見応えあり!北アフリカ大陸に生息した、スピノサウルスの太い歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測7cm |
商品解説 | ルート部も見応えあり!北アフリカ大陸に生息した、スピノサウルスの太い歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org