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周長6.7cm、ルート部にかけて盛り上がりのある、スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus)/【di844】
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白亜紀北アフリカの荒くれ恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石が登場です。
不思議な体つきのスピノサウルスは今からおよそ9800万年前~9500万年前、中生代亜紀という時代、北アフリカ大陸に生息していた肉食恐竜です。ティラノサウルスと闘ったら、どちらが強いのか?という話題で盛り上がる、あの巨大恐竜です。
いかにも獰猛そうな頭部。スピノサウルスのアゴには、夥しい数の歯が生え揃っていました。
本標本は、強靭なアゴに収まっていたスピノサウルスの歯化石です。
ロングカーブ計測で5センチ。歯根(しこん)付き。中央は、表面の模様が保存されています。
周長が6.7センチあるので、厚みも十分。手の平に載せると、なかなかの迫力です。
こちらが断面。太いですね。
恐竜の歯、しかも肉食恐竜の標本は種類にもよりますが値段や希少性においてなかなか入手しづらいものです。ですが、スピノサウルスの歯は比較的コレクションしやすいほうでしょう。歯化石をコレクションされたい方に、まず押さえていただきたいアイテムです。
ボリュームのあるスピノサウルス歯化石です。
商品スペック
商品ID | di844 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 周長6.7cm、ルート部にかけて盛り上がりのある、スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5cm 周長6.7cm |
商品解説 | ルート部にかけて盛り上がりのある、スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus) 展示ケースを付けてお届けします。 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org