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人気恐竜スピノサウルスの脊椎骨の一級標本。最長部19cm!/【di823】
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史上最大の肉食恐竜として知られるスピノサウルスの脊椎骨の標本です。
横から撮影。同様の形をした骨が複数、連結し、スピノサウルスの巨大な背骨を成していました。背中側の巨大な突起は失われていますが、椎体はしっかりと保存されています。
これらの骨の間には椎間板があり、背骨を柔軟に保つ役割を担っていました。他の脊椎骨と接する部分は丸くいわゆるオス型。一方、逆側は凹型でメス型をしています。
上部を撮影。スピノサウルスの脊椎骨は上部に異様に長い棘突起を持っていますが、本標本では欠損しています。棘突起は、スピノサウルスの象徴とも言える、帆を成す骨組みです。もし残っていれば、その希少性は、あらゆる希少化石と比較しても、引けを取りません。
本標本は棘突起は失われているものの、他箇所のディティールの保存状態は素晴らしい。
椎体のオス側。椎間板と接する箇所です。メス側との摩擦を減らすためなのか、孔を無数に持った独特の表面構造となっています。
神経が通っていた大きな穴。
重量は1200gほど。手のひらにずっしり感じられる重み。
恐竜のこの手の標本ではほぼ失われている棘突起、横突起をのぞき、ディティールがしっかりと保存されています。史上最大の肉食恐竜スピノサウルスの脊椎骨の一級標本です。
商品スペック
商品ID | di823 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 人気恐竜スピノサウルスの脊椎骨の一級標本。最長部19cm! |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | 16cm×19cm×8.7cm 1200g |
商品解説 | 人気恐竜スピノサウルスの脊椎骨の一級標本。最長部19cm! |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org