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濃いブラウン色のスピノサウルスの歯(Spinosaurus)/【di590】
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肉食恐竜最大サイズで有名な、スピノサウルスの歯化石がカチカチ状態で登場!真っ直ぐなフォルムが特徴です。
両面よい状態で化石化していますね。
いかにも、スピノサウルスの歯、といった円錐形のきれいな形。
ロングカーブ計測5.6cm、モロッコ産。
直線的でスッキリした印象ですね。
なんといっても、ルート部の中身が丸見え。歯の中の構造がよくわかります。
ルート部アップ。ここだけ、非常に生々しい感じで保存されています。
スピノサウルスは、多くの他の獣脚類と異なり、歯の断面がより丸いことが知られています。ワニの歯にとてもよく似ているんですね。実際、食性において両者は共通点があり、主に魚類を食していました。
スピノサウルスの歯は、色も形もバリエーション豊かで、細長くカーブするもの、太く直線的なものなど、さまざまです。本標本は、直線的で、いかにも頑丈そうなタイプといえます。
スピノサウルス最も有名な恐竜の1つです。歯化石は、比較的コレクションをスタートしやすい分野であるかもしれません。展示できるよう、ケース付でお譲りいたします。
商品スペック
商品ID | di590 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 濃いブラウン色のスピノサウルスの歯(Spinosaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測 5.6cm |
商品解説 | 濃いブラウン色のきれいな標本。 ルート部が生々しい感じで、非常にナチュラル。 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org