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歯根まで保存された、母岩つきモササウルス歯化石/【di446】
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モササウルスの歯化石が母岩つきで登場です。歯根部分までしっかり保存されています!
モササウルスは、今から約7900万年から6600万年前の中生代白亜紀に西ヨーロッパ、北アメリカ大陸、日本などに生息した海生はちゅう類です。
白く見える部分は歯根(しこん)部分といって、歯ぐきより下の部分、ベージュのつるつるした部分が歯冠(しかん)部分といって、口を開けた時に歯として見える部分になります。歯根部分はこんなに長いのかと驚かされます。
海生爬虫類モササウルスは成長すると最大で18mにもなったといいます。当時の海の食物連鎖の頂点に君臨していた生き物です。
その歯がこれです。近くでみると、とってもきれいですよね。でも、彼をなめてはいけません!もの凄いパワーでガブついて、一飲みにする恐ろしい生き物の歯なのですから。
モササウルスは、この歯をご覧いただくようにもちろん肉食です。海に住む巨大なトカゲは、アンモナイトや魚、ウミカメ、貝など何でも食べていました。
18mというと、陸でいえスピノサウルスと同等の大きさです。スピノサウルスは肉食恐竜最大の大きさと言われていますから、いかにモササウルスが大きいかが想像できます。ちなみに、はしご車よりはるかに大きいです。
本標本の特徴はなんといってもバランス良い母岩とのマッチングです。色のいい母岩が、モササウルスの歯化石を引き出してくれています。
歯冠部分、縦に細かく筋が入っているところにご注目ください。自然光に当てて肉眼で確認できますよ。
厚みが4cmちかくあるので、見た目よりずっしりあります。
540gあります。
歯根のざらざら感がよくわかる一枚。お手元に渡った方には、ぜひ触れて楽しんでいただきたい箇所です。
モササウルスの発見は18世紀にまでさかのぼります。1770年、オランダで90cmにもなる下あごの化石がみつかり、のちに海に住む巨大な生物、モササウルスだとわかります。
これを発見したのは、地元のお医者さんだったそうで、18mもの巨大なモササウルスの下あご化石だと言われたそうです。第発見は、学者だけではないのですね。素晴らしい。
発見された場所がマース川という川だったので、モササウルスの学名は、「マース川のトカゲ」という意味からとられています。
頑丈なアゴから突き出る、鋭く太い円錐状の歯を鑑賞するにはうってつけの標本です。
商品スペック
商品ID | di446 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 歯根まで保存された、母岩つきモササウルス歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体最長部8cm(歯冠部分2.5cm) / 母岩13.5cm |
商品解説 | 歯根まで保存された、母岩つきモササウルス歯化石の登場です。 白亜紀後期の海の覇者、海生爬虫類モササウルス。 大きいものでは18mにも達したとよばれる巨大な怪物の歯化石です。 本標本の特徴は、歯冠部分(実際見える部分)はもちろん、歯茎の中に埋め込まれている歯根部分もしっかり保存されたところにあります。 歯冠部分のエナメル質のつるつるした感触と、歯根部分のざらざら感が対照的な標本で、ぜひ触ってお楽しみいただきたいと思います。 母岩つきですので飾りやすいですが、平置きがやはり一番安定します。 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。