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外殻の肋(ろく)が印象的なManteliceras japonicum 二本木コレクション 北海道アンモナイト化石/【an928】
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フルクリーニングされたアカントセラス科のアンモナイト、マンテリセラス・ジャポニカムです。二本木認定コレクション。
二本木コレクションとして珍しいフルクリーニングの標本です。二本木コレクションは基本的にハンマーと鏨のみで、クリーニングされていますので、ここからさらにクリーニングを進めていくことも可能です。
外殻が残っている箇所と縫合線が剥き出しになっている箇所があります。アカントセラス科のアンモナイトを楽しむ時に、注目して頂きたいのが、この肋(ろく)の堀の深さです。肋(ろく)とは本来アバラ骨を表す言葉で、アンモナイトの殻に断続的刻まれた脈のことを指します。
開口部。殻の腹側が丸く大きく発達している点もアカントセラス科の特徴の一つでしょう。
白亜紀の後期に棲息していたアカントセラス科のアンモナイトのグループの特徴の一つは、この大きく分厚い肋(ろく)です。一説によれば、深く潜る際に、殻が水圧に耐えられるように、ごつく進化したのではないか、とのこと。いずれにしましても、この分厚い肋(ろく)は一見の価値あり、です。
この肋(ろく)の尾根と谷の落差は相当なものです。
実に印象的な肋(ろく)。
二本木認定コレクション。アカントセラス科マンテリセラス・ジャポニカムです。採集地域は、北海道、三笠地区(採取河川は不明)。採集年代は昭和50年代。
商品スペック
商品ID | an928 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 外殻の肋(ろく)が印象的なManteliceras japonicum 二本木コレクション 北海道アンモナイト化石 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 直径12cm 735g |
商品解説 | 白亜紀 セノマニアン~サントニアン期 北海道 三笠地区 昭和50年代と思われる マンテリセラス外殻の肋(ろく)が明確にクリーニングされている標本。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。